お役立ち情報

離職率の高い歯科医院とは

お役立ち情報

転職、就職活動をしているとどうしても気になるのが離職率ですよね。今回は、歯科衛生士さんが転職活動、就職活動をする上で気になる離職率を記事にしてみました。

離職率とは

ある時点で働いていた人数のうち、一定期間後に退職した人の割合を指します。

例えば、A医院では1年間で5人勤務していて1人が退職すると、1÷5=0.2 離職率は20%になります。B医院では、1年間で10人勤務していて1人が離職率は10%になります。この場合、同じ1名の退職でも、B医院は10%,A医院は20%になり、A医院の離職率だけ切り取ると印象が悪くなってしまいますね。

離職率だけ聞くと、少人数の医院様はどうしても上がってしまいます。また離職数だけを聞くと、多人数経営されてる医院様はどうしても上がってしまいますよね。離職率、離職数、離職理由をきちんと確認して判断されるのが良いかと思います。

離職率の高い歯科医院

離職率が高くなる職場とはどんな歯科医院でしょうか?

人間関係に問題がある

人間関係は、「歯科衛生士と人間関係」にも記載しましたが、とても重要ですよね。院長先生からのパワハラがある場合、先輩衛生士からのパワハラがある場合は、特に働きづらくなってしまうと思います。また院長先生、先輩衛生士さんとの相性もあります。人間同士のやりとりなので、どうしても合う合わないが出てきてしまいますが、、、、、

以前、勤務していた衛生士さんの特徴、長続きしている衛生士さんの特徴、早期退職した衛生士さんの特徴を確認した方が良いと思います。自分自身と似ている性格の衛生士さんが長続きしているのであれば、長く続ける方が良いと思います。自分の性格と真逆の人が短期退職しているのであればそこまで問題はないと思います。

長時間勤務が常態化している

求人情報には18時と書かれていたのに、実際に医院を退勤できるのは20時、、しかも残業代もつかない。今ではだいぶ減ってきましが、一昔前は上記のような歯科医院さんもありました。

歯科衛生士さんの採用は年々難しくなってきています。患者さんの数に対して衛生士さんの人数が少ないとどうしても長時間勤務になりがちです。面接時に長時間勤務になることの説明があれば良心的ですが、なんの説明もないまま求人票の時間と違う、、なんてこともあります。

気になるようでしたら、面接の際に、開始時間、実際の退勤時間を確認した方が良いと思います。

お給料が安い、いつまで経っても上がらない

各都道府県によって、歯科衛生士さんの給料はだいぶ開きがあります。平均相場より極端に安い医院さんは気をつけましょう。また機会があれば昇給実績に関しても聞きましょう。頑張りが認められないと気持ちが萎えてしまいますよね。

また賞与も昨年度実績を確認した方が、良いです。賞与の確認方法ですが、基本給も必ず確認しましょう。「賞与◯ヶ月」と説明がありますが、賞与の基準は、基本給です。同じ月給25万円 賞与3ヶ月の求人であったとしても、20万円が基本給であるのと、15万が基本給であるので、年収で15万円も差がついてきます。

総括すると、人間関係、勤務時間帯、月収、年収をきちんと確認して入職しましょう。

離職率の低い歯科医院

離職率の低い歯科医院はどんな職場でしょう。

人間関係が良い

院長の性格や、マネジメント力が問われます。医院の責任者として時に指導するために怒らなくてはいけないのですが、やはり感情的になって怒られるのと、あなたのためを思って怒るのでは結果が変わってきますよね。 様々なタイプの院長先生がいますので、面接時にきちんと話し込んだ方がいいと思います。

この院長先生であれば、一緒に辛いことでも乗り越えていける、、と思える先生と出会えたら最高だと思います。また先輩衛生士とも見学、面接の際にきちんと話し込みましょう。日々の業務をこなしていく上で、、院長先生以上に深く話こむ必要がでてくると思います。

メンター制をとっている歯科医院も中にはあります。指導してもらえる先輩衛生士がついてくれたり、悩み相談に乗ってくれる制度です。人間関係は人によって捉え方が違いますので、周りの人が良いと思っている職場でもあなたに合わないこともありますし、逆もまた然りです。

最終的には直感を信じてみるのもありです。頑張って人間関係の良い職場に就職しましょう。

サービス残業が少ない

一昔前は、なあなあになってた医療従事者のサービス残業ですが、最近ではIT化を進めて労働時間を短縮する医院さんも増えてきてます。サービス残業が少ない医院を選びましょう。

求人票だけだとなかなか本当の勤務時間も記載されていないので、面接の場所できちんと聞きましょう。しっかりしている歯科医院は、面接の場で、勤務時間の説明、退所時間の説明もきちんとしてくれます。

お給料が相場より高い

衛生士さんに給与を多く還元するために、院長も陰ながら経営努力をしてくれてます。患者様から治療費をいただき、その中から皆様に給与を支払い、家賃を支払い、諸々の経費を支払い、やっと利益を得ています。相場より給与が高い医院の院長先生は客単価を上げるか、来院数を増やすか売上を上げるか、経費を下げるかの経営努力をしています。

客単価を上げる=自費率が高いので、衛生士スキルもそれなりに求められます。来院数が多く、回転率が高いとそれなりに忙しいです。お給料が相場より高いと感じたら、なぜ相場より高いのか面接時に確認してみましょう。その院長の経営手法や大切にしている点がわかります。

効率の良く求人情報の探すには

離職率の高い医院、低い医院を説明しました。ではどのように探すのが効率が良いのでしょう?

① 自分自身で求人サイト、ハローワーク経由で探す

全て自己責任、自分が納得いくまで求人をみて探す。納得のいく転職活動ができるように思われますが、実際は結構大変です。個人の力で情報収集して、離職率の高い医院、低い医院を見極めるのは時間も手間もかかります。また多くの歯科衛生士さんは在籍中に転職活動を開始します。普段仕事をしながら、次の仕事を探すのは、時間も労力も使うのでお勧めできません。

② 知り合い経由で探す

知り合い経由であれば、歯科医院の良い点も、悪い点も全て把握できて入植できるので安心です。情報の精度だけ見れば、これ以上ないくらい安心です。

しかし一つ大きなデメリットがあります。知り合い経由ですと、断りづらい。何より入職後、、、万が一合わなかった場合退職しづらいのです。退職してしまうと、大切な知り合いの顔を潰してしまいます。

③ 転職エージェントに登録をする

今まで、自分自身で転職情報を集めていた人も一度は転職エージェントに登録することをお勧めしてます。無料で運営しているので、歯科衛生士さんがお金を取られることはありません。

特に歯科医院専門の転職エージェントは何年も転職サポートをしているため、離職率の高い職場を熟知しております。短期退職されてしまうと、転職エージェントも歯科医院さんから運営費をいただくことができないので、必然的に離職率が高い職場は紹介しないようになります。

特に歯科医院専門、かつ長年の実績がある、歯科転職ナビは、累計1万人以上の歯科衛生士さんの転職サポートしたデータがあります。 離職率が低い、ホワイトな歯科医院に転職をお考えの際には歯科転職ナビにご登録ください。

タイトルとURLをコピーしました