転職活動

新卒歯科衛生士の就職活動

転職活動

この記事では、歯科業界の新卒の衛生士さんの就職に関して、質問されることをまとめてみました。

① 就職活動はいつくらいからすべきか

人によってバラバラです。早い人は6-8月くらいから情報収集をしています。実習先を気に入りそこに就職する人もいます。しかし、弊社の調査によると、実際に就職活動を始めるのは木枯らしの季節、11月くらいからが最も多いです。

11月 -12月までに5-6件見学に行き、自軍に適した雰囲気の歯科医院を選び、決定している人が多いですね。やはり、年越し前に仕事を決めたいという人が多いです。12月末になると国試の勉強、学校の勉強に追われて就職活動を真剣にできる心の余裕がなくなってきます。

1-3月から始めるのも緊張感があって良いとは思います。歯科衛生士は基本売り手市場なので、一般の大学生と比べても就職は簡単です。1ヶ月あれば内定を4つ-5つもらうことができます。しかし、自分に適した歯科医院を探すことは容易ではないので、やはり最低5件、多くて10件くらい見学に行かれる事をオススメします。

② 見学、面接の時にチェックするポイント

歯科衛生士さんが楽しそうに働いているか、院内の雰囲気が自分と合っているかをきちんとチェックしましょう。待遇や家からの近さだけで判断し、入職後に後悔しない様にしましょう。歯科医院は一般企業と比べても人間関係が濃密になりやすいです。なぜなた9割以上の歯科医院が10人未満の組織構成だからです。

やりたい診療科目があるか、無理なく通勤できるか、給与は希望水準に適しているか等いろいろありますが、先生との相性、先輩歯科衛生士さんとの相性が影響力が大きいので注意しましょう。

③ 面接の時に注意する事

  • 志望動機
  • 試用期間の間の待遇
  • 賞与のあるなし

志望動機に関しては、どうして歯科衛生士の仕事に就きたいと思ったのか。どうして数ある歯科医院の中から、面接する医院を選んだのかが盛り込まれていると良いと思います。試用期間の間、給与が減るのか、どれくらい減るのかもきちんと確認しておいたほうが良いかと思います。

「賞与は2ヶ月」等と求人票に記載されていますが、月数の基準となる金額は、給与の中の「基本給」が元になっています。なので、月給20万円 賞与2ヶ月であったとしても

A医院:基本給15万円+歯科衛生士手当5万円、賞与2ヶ月の場合
20万円✖︎12ヶ月+賞与2ヶ月(15万円✖︎2ヶ月)=270万円

B医院:基本給20万円、賞与2ヶ月の場合
20万円✖︎12ヶ月+賞与2ヶ月(20万円✖︎2ヶ月)=280万円

と同じ、月給20万円、賞与2ヶ月であったとしても、年間で10万円ほど賞与が変わってきます。そのため、賞与の月数、基本給の両方を入社前に確認しておくべきです。

④ 新卒でも就活サイトを使っても良いのか

学校だけの情報量だと限界があります。少し前までは学校の求人票のみで就職活動している人が多かったのですが、現在では新卒の方々も就活サイトを使い、情報収集をしている人が多いです。

弊社が運営しております歯科転職ナビ(http://www.shika-tenshoku.com/lp/)

も多くの歯科衛生士の学生さんにご活用いただいております。無料で使えて、情報取集ができますので、ご活用ください。

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