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歯科衛生士の退職金はいくら?何年働けば支給されるの?

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歯科衛生士として転職活動を行うとき、退職金について気になる方は多いのではないでしょうか?

退職をするにあたっては…

「私って退職金はもらえるのかな?」

「何カ月分がもらえるのかな?」

と思うでしょうし、

転職先を探しているときには…

「ここは退職金制度があるだろうか?」

「何年働けばもらえるのかな?」

「他よりも多いのかな?」

と思うでしょう。

しかし、普通に働いているときには退職金のことを話す機会はあまりないため、これらの悩みについてなかなか答えられないのではないでしょうか?

この記事では、転職を考える歯科衛生士が知っておきたい退職金に関して解説します。

歯科衛生士の退職金

退職金とは、文字通り歯科医院を退職するときに支給されるお金のことです。

退職金がある場合には最後の給料と同じタイミング(多くは退職翌月末ではないでしょうか)に支給されることが多いものです。

では、歯科衛生士の退職金に関する具体的な項目を見ていきましょう

歯科衛生士に退職金はあるのか

歯科衛生士の退職金はある場合とない場合があります。

というのも、退職金制度があるかないかは、歯科医院によって異なるためです。必ずしもすべての歯科医院が退職金制度を設けているわけではありませんし、そもそも退職金制度を設けなければならないというルールもありません。したがって、各歯科医院の裁量によって退職金があるかないかは違うのです。

退職金制度があるかないかは、就業規則や求人票を確認するようにしましょう。退職金制度がある歯科医院の場合には、「退職金制度ありと」いう記載があるはずです。これから転職を考える歯科衛生士さんは求人票を見て退職金制度の有無を確認するようにしましょう。

ちなみに歯科医院で退職金制度があるところは、全体の半分程度であるという調査があります。歯科医院ではなく病院であれば、多くは退職金制度を設けています。

退職金はいつからもらえるのか

退職金は退職時にもらえるものですが、一定の勤続年数がないと支給されません。

多くの歯科医院では、勤続年数が3年以上で退職金が支給されます。これは、同じ歯科医院に連続して勤務した年数のことで、歯科衛生士の免許を取得してからの経験年数とは異なることに注意しましょう。

しかし、開業して間もない歯科医院で、まだ経営状態が安定していない場合には、退職金が支払われないというケースもあります。一方、歯科医院の経営が良好な場合では、勤続年数が短くても退職金が支払われるということもあります。

先述したように、就業規則などで明記されていない限りは、必ずしも払わなくなければならないものではありません。そのため、経営状態などによって左右されることもあることに留意しておきましょう。

そもそも退職金ってなぜあるの

そもそも退職金はなぜ支払われるのでしょうか?

ひとつめに、長く働いてくれた歯科衛生士に感謝の気持ちを示すためです。

歯科医院では、一緒に長く働いてくれた歯科衛生士は、院長にとってある種の家族のような存在です。毎日のように顔を合わせていた歯科衛生士が職場を去ることはやはり寂しく思うもので、 そこで何かお返ししたいと考えた時に一つの手段として退職金があります。

もちろん送別会や餞別の品などがあるとは思いますが、一つの会社として気持ちを表明する意味でも退職金という形が大切になります。

もう一つの理由は、歯科衛生士にできるだけ長く勤務してほしいためです。

歯科医院にとって歯科衛生士が入退職を頻繁に繰り返すことは、経営上好ましくありません。それは、せっかく入職してもらって戦力として活躍できるようになるまでは数ヶ月から数年の時間が必要であるためであり、入職して一人前に働けるようになってからはできるだけ長く働いていて欲しいと思うものです。

つまり、多くの退職金制度は勤続年数が3年以上などの縛りがあるため、歯科衛生士に「退職金をもらってから退職しよう」 いう気持ちにさせることができます。歯科衛生士を引き止めておくことにつながるのです。

退職金っていくらくらいなの?

一番気になるのは退職金がいくらかということではないでしょうか。

これについては一概に金額を言うことはできません。というのも、退職金は下記のような計算式で算出されることが多いです。

基本給×勤続年数に基づく掛け率

勤続年数に基づく掛け率は、基本的には長く勤めるほど大きくなるように決められています。例えば下記のような例があります。

3年目 0.2ヶ月

4年目 0.5ヶ月

5年目 1.0ヶ月

そもそも、基本給も長く勤めるほど多くなるように、昇給が行われることが多いものです。これを踏まえると、下記のような計算式になることが考えられます。

3年目 基本給20.0万円×0.2ヶ月=4万円

4年目 基本給20.2万円×0.5ヶ月=10.1万円

5年目 基本給20.4万円×1.0ヶ月= 20.4万円

これは少し極端な例であると考えられますが、イメージとしてはこのような金額の違いが生じてきます。

パートやアルバイトでも支給されることがある?

制度は基本的には正社員に支払われるものですが、パートやアルバイトではどうでしょうか。

多くの歯科医院では、パートやアルバイトに対して退職金を支払わないものです。やはり、正社員となることによって得ることのできる待遇と言えるでしょう。

しかし、パートやアルバイトとして長年勤務し歯科医院を支えている歯科衛生士も多数います。このような歯科衛生士に対しては、院長から特別に寸志などの形で実際のところの退職金が支払われるというケースもあります。

それほど多いケースではありませんが、知っておくと良いでしょう。

退職金があるからと言って充実しているわけではない

退職金制度があると歯科医院として充実した待遇であるというイメージがありますよね。

しかし、必ずしも退職金があるからと言って充実した待遇ではありません。というのも、歯科衛生士の給料形態には「年俸制」というものがあります。これは、毎年歯科医院と歯科衛生士が一年間のお給料を交渉して決める更新制のもので多くの場合には退職金がないものです。通常であれば退職金の分は給料には含まれず、歯科医院が独自に積み立てているものですが、それをそのまま年俸に回すことでお給料を高く設定することができます。

つまり、長い期間一つの歯科医院で働くことを検討していない場合には、年俸制で毎月毎年多くのお給料がもらえる歯科医院に転職をする方が生涯年収が上がるということが考えられます。

一見すると退職金制度があることで素晴らしい歯科医院に思うかもしれませんが、働き方によっては退職金がない方が良いこともあるので注意しましょう。

退職金と税金について

退職金を受け取ると税金がかかるのではないかと考えるのではないでしょうか。

確かに退職金を受け取ると住民税と所得税が生じます。しかし、長年勤務したことに対して一時的に支払われるお金であるため、税負担が軽くなるように制度が配慮されています。

ちなみに歯科医院にて手続きをしておくことで源泉徴収と呼ばれる仕組みを使って納税をすることになるため、基本的には確定申告をする必要はありません。「職場を辞めた後は自分で税金の事を管理しなければならない…」と思う人も多いですが、正社員として働いてる時にそれらの処理はしてくれるので安心しましょう。

退職金が支払われない場合には

ごく稀に退職金が支払われていないというケースがあります。

お金にルーズな院長が経営している場合には、退職をした歯科衛生士に対して興味関心がなくなり払うことを忘れるといったことがあります。また、悪意をもって払わないというケースもあります。

一般的には退職金は労働基準法の中にルールがないために払っても払わなくても良いものとされています。そのため、就業規則に退職金の規定がない場合には泣き寝入りをせざる得ないということもあります。

一方、 就業規則に明記されている場合には歯科医院に支払いの義務が生じます。歯科医院にまずは連絡をし、それでもどうしても払ってもらえない場合には、労働基準監督署に相談するようにしましょう。

これから転職する歯科衛生士は、退職金制度が就業規則に記載されているかを確認しておくと良いでしょう。

転職時には転職エージェントを活用しよう

このように見ていると、転職を希望している歯科医院に退職金制度があるのかないのかを見つけることや、あなたにぴったりの働き方は退職金制度がある方が良いのかない方が良いのか考えなければならないことがわかります。

この時に活用したいのが、転職エージェントです。

転職エージェントとは

転職エージェントとは、転職のサポートをする専門家のことです。

・あなたが転職を考えている歯科医院に退職金制度はあるのか

・退職金は実際にどのような金額が支払われるのか

・どのような実績があるのか

このような情報を調べ、あなたが転職するのにぴったりの歯科医院かどうかを情報収集してくれます。

また、転職エージェントは転職を考えている歯科衛生士を一人一人サポートすることも仕事です。あなたがどのような働き方をしたいかをヒアリングした上で、退職金制度がある方が良いのか、ない方が良いのかを一緒に考えてくれます。

歯科転職ナビでは、歯科業界に特化した転職エージェントが多数在籍しています。そのため、歯科業界に関する情報に詳しく、また歯科衛生士さんのサポートをすることにも慣れています。歯科衛生士として転職をするのであれば、歯科転職ナビを活用するのが良いでしょう。

おわりに

この記事では、転職を考える歯科衛生士が知っておきたい退職金に関して解説しました。

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